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ブログspiritualgravity.wordpress.comの記事をここに訳して載せていただきます。

武道を始めたばかりの方へ

楽しんで
稽古が楽しくなければ、先長く考えれば、続かないでしょう。毎回の稽古が面白くて興味深いわけでもないが、全体的にとらえると、「稽古が楽しい」と言えることが大事。最初から自分に合う武道・道場・先生に出会わないかもしれないが、直ぐあきらめないで探してみましょう。

武道を日常につなげる
長年武道をやっている方と話すと、武道はただのやっている趣味ではなく、自分(自分自身・自分の生活)と一つになっていることだ、と聞くでしょう。
物理的・技術的なことでもいいでしょう。力を抜いたままで、重心を意識しながらドアを開けたり。
内面的なことも可能でしょう。例えば、自分の心の状態、目付けなど日中に「どうなっているかな?」て観察してみたり。

考えすぎたり、焦ったりしない
誰でも一晩で達人にはならない。武道をやっていると、全然進歩していない時期(数日、数週間、数ヶ月でも)を経験するでしょう。こういう時、不安・不満になったり、自信無くしたり、焦ったりするのが自然です。しかし、そういう時でも何かが身についているのです。こういう何も進歩がない様に感じる時期の中でいきなり、「あれ?」「あ、わかったかも」というひらめきがきます。不安に負けないで気にせずに稽古を続けるのは大変に感じますでしょうが、続ける甲斐が必ずあるでしょう。

筆者が合気道を始めた日に、他の生徒は皆黒帯。彼だけが何もわからない初心者だった。しかも運動能力も低くて自信がない。彼の相手は職業は先生で、稽古が終わったら彼に話しかけた。「黒帯の人、ていったいなんだと思う?」筆者は何らか技術や知識のことを話し始めた。だが、その先輩のかたは、「違うよ。黒帯の人は単なるやめなかった白帯のひとだよ」と。

合気道の初心者の方へ

合気道では、白帯から黒帯までは、4級、3級、2級、1級と四つの段階があります。級は必要な稽古時間を満たし、技が出来れば進級と、割と早く進んでしまいます。しかしその一方で沢山の不安、不満、疑問も出てくるでしょう。

しかしこの段階ではまず、最初の壁を乗り越えられたという事です。多くの方達はここまでたどり着けていないのです。それを良く理解し、さらに合気道の旅を続けて頂けたら…と思います。

稽古方法を信用してみよう

稽古をしてくると、今まで当たり前のようにしてきた自分の身体の動き方や、考え方が真逆であったり、または全然違うことをしなければならない時があります。そんな時、私たちは混乱したり、自信を無くしやすいものです。それを上手に消化していくには、時間がかかります。道場にいる時は、自分はなんて理解が悪く、体が動かせないのだろう、本当に合気道が自分に合っているのだろうか、と思うかもしれません。しかし、そう思わない方が不自然です。皆さんそう思うので、どうかご安心下さい。合気道の稽古には、少しずつ意識を変えていく過程も含んでいるのです。日々、ご自分の意識が変わっていることに気づかないでしょうが…。

しかしある日、自分が以前と比べて全然変わっていると気づき、驚かれるでしょう。

自分を信用して

稽古をしていると、全然進歩しないと感じる時や、少し下手になっているかも…と、思ったことありますか?

これは誰でも感じることであり、1つの壁なのです。稽古をして、また次の稽古をすると、前回何も身につかなかった、何をやったかも忘れてしまった、と感じることがあります。こういうことがあると自信なくすのが当然です。しかし、稽古をしている中で、無意識なレベルで新たな思考パターンを生み出し、染み込んでいっているのです。

合気道をやっている人で実際に合気道の技を使って争い・戦いに打ち勝った話を聞いたことがありますが、本当に何が起きたか分からずに終わっていた、無意識に対応していた、と聞きます。

楽しんで

筆者は1979年から40年近く合気道を続けておりますが、今でも尚学び続けています。そして稽古の楽しさがさらに増しています。一回一回の稽古、一人一人との相手の何か面白いこと、楽しいことを見つけ出してみて下さい。相手がいるからこそ、二人で稽古をする事が成り立っているのです。相手がどの段位であるかに限らず、必ず何か学べることがあるはずです。

やり甲斐がある

これだけ時間とエネルギーをかけて稽古に行く価値があるのだろうか、と時々思うことはありませんか?もちろん自分の身を守る受け身の技術は、一生役に立つかもしれません。実際に合気道の受け身のお陰で怪我しないですんだことがあった、と言う人は少なくもないのです。他に、稽古仲間の友情を育み、新しいことを学んだり、挑戦したり、何かを克服できた時の満足感を感じられることがあるでしょう。一番のやり甲斐はやはり、長い時間の中できてくる友情と人間関係なのです。

「やった!」

人それぞれですが、「やった!わかった!できた!」というようなことは、初心者の頃ほど、良く感じます。どの道場でも、基本的で大事にされている型がありますが、ある時点でどの門下生もその型の動くを覚えてきて、それが普通に感じてきます。多くの場合、「あれ、(知らない間に)この型覚えている」が最初の「やった!」の体験です。もう一つの「やった!」と思う体験は、受け身が苦手だったのに、相手に身を任せるのができなかったのに、今までできなかった技の受けができるようになることでしょう。

その他

学ぶ速度には、皆個人差があります。よって、他の人がどのぐらい早く学んでいるか、全く気にしなくていいのです。自分には自分に合う「測り」をお持ちください。

自分への評価は、先輩や先生よりも、自分自身が一番厳しくなりがちです。つまり自分の強い思い込みで、自分自身を責めてしまうあることがあります。しかし、そのプレッシャーは、自分自身でかけてしまっているだけかもしれません。

門下生は最初の頃は特に「今すぐにでも理解できるようにしないといけないんだ」と思いがちです。しかしこれは実際には難しいことです。自分の人生で他のスキルをどのように身についたか思い出して下さい。読み書き、運転を覚える時などです。全ては時間をかけて、身についていった事でしょう。それは、合気道も一緒です。

上級者は単に辞めずに、続けた初心者なのです。